世界地名紀行(地名に秘められた歴史を探る)2
かわいそうな地球 -人間よ、つつましく生きよう-
A5判/上製/カバー付/214頁 価格:2,415円(税込み)
「ゴビの砂漠を見たい!」というとゾーリング君は急に笑い出した。なぜ笑うのか、その意味が分からなかったが、ゴビとは草原のことで、モンゴル人民共和国の大部分は、そのゴビだそうだ。(草原の国・モンゴルより)
地名に秘められた歴史を掘り起こす旅五編。
地名は民族の歴史でもある。肩のこらない軽快な文章で綴られるおもしろさに思わず引き込まれ、知らず知らずのうちに読んでしまうだろう。しかも、そこに語られている歴史は、読む者の胸を打つ。筆者の足跡は世界に及び、新しい視点からの歴史をわれわれに語りかけてくる。
|
◆玉砕の島・ペリリュウ島 |
《歴史から消された戦史》 |
◆遠くて近いラオスの国 |
《仏教国で、社会主義》 |
◆勝ちつづけたマケドニア |
《アレキサンダー大王の故地》 |
◆ユダヤ人の聖地シナイ山 |
《モーゼの十戒は生きている》 |
◆草原の国モンゴル |
《抹殺してはいけないノモンハン事件》 |
|